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こばやし

好きって感情はもっと気楽なもんで良い

サッカーが好きだと言うと、みんな好きだよねと返されることが多い。なので、Jリーグも観ますよ。贔屓は・・・と言うと、驚いた顔をされる。まぁ、そこから楽しい会話に発展したことがあまりないので(男の人からマウンティングのようなサッカー談義を聞かされるのは、もうウンザリ)最近は、サッカー好きを公言しなくなった。別にそれで困ることもない。1人穏やかに、サッカーの試合情報で一喜一憂するだけだ。観戦だって、別に1人で行けば良い。

最近、好きなものを公言するレベルが高くなっている気がする。映画が好きですよと言えば、

え?ヌーベルバーグ?知らないですねー日本映画が好きなんで、え?寅さん?あー昔テレビでやってるのを観たことがあったかなぁ、え?あぁ、最近観たので好きな映画は『万引き家族』ですね、え?空気人形?あー観てないですね・・・

なんて会話を強いられることがある。何かを好きと言えば、あれは知ってるの?これは知ってるの?そんなことも知らないで好きって言ってるの?のと、マンティングの嵐にあうことが、しばしあるのだ。

映画に限って言えば、月に3本ほど映画館で映画を観れば立派な映画好きだし、さらに時々TSUTAYAで過去の名作を借りて観ればかなりの映画好きだし、さらにさらに動画配信サービスに登録して様々なジャンルの映画を毎週末何本も観るようなら、もうこれは立派なシネフィルだ。ヌーベルヴァーグを知らなくても、寅さんを観たことがなくても、ATGを知らなくったって、そんだけ映画を観ていれば、映画好きと公言して、なんの問題もない。

なにかを好きになったとき、このジャンルが好きなら、これを知らなければ「好き」と公言してはいけないことはない。もちろん、知っていた方がより好きを深められる場合もあるが、知らないからと言って責められたり、蔑まされることはない。

知っている人だって、嫌味な言い方しないで、それが好きならこれがオススメだよって、きゃっきゃ教えれば良いのだ。たとえ相手が教えたものに興味を示さなくても、まぁオススメしただけだしと、気にしなければ良い。

なにかを好きになって、なにに興味を持つかは、その人個人の問題なのだから。

ところで、私の贔屓チームはアルビレックス新潟。今年からJ2なのだが、去年までJ1にいたチームだとは思えないほどの弱さ。J3も見えてきている。おいおいおいおいおい、まじで勘弁してくれよ、どうなってんだよ!と、穏やかに試合情報に一喜一憂する日々だ。

日本代表のメンバー全員のフルネームを覚えていなくても、私はサッカーが好きだ。

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