足のある幽霊
高橋の文章を読んでいて、Facebookで面倒な絡み方をしてくる方々は「足のある幽霊」だなと思った。実態はあるけど、戦いようのない存在。足のある幽霊たちは、何の気なしに投稿した記事に、なんかもうよくわからない絡み方をしてくる。例えば、「〇〇のコーヒー美味しい!」と投稿してみよう。そうすると、
「誰と行ったのかな?ヤキモチ焼いちゃうなー」
「誘って欲しかったなーなんちゃって」
「コーヒー好きなんですか?私も最近・・・・(以下省略)」
これって返事しないといけないのかな?と思いつつ、めんどくさいので記事ごと消した。ちなみにこのとき僕は1人でコーヒーを飲んでいたので、丁寧にお返事をするなら、
『1人で飲んでます』
『1人が好きなんです』
『へー。コーヒー好きなんですね』
くらいだろうか。どっちにしろ、足のある幽霊たちには受けの悪そうは返事だ。
あと、もはや面白かったのが、仕事で会った人とFacebookで友達になったときだ。仕事の後、家に帰るとこんなメッセージが届いた。
「今度2人でお茶でもと思いましたが、恋人がいらっしゃるのですね。友達も外した方がいいですよね」
Facebookは出会い系サイトじゃないし、僕とあなたは仕事でお付き合いがしばらくあるんですけど!?と、ツッコミどころ満載のメッセージだった。
さすがに無視できないので(しばらく一緒に仕事をする予定だったので)、このときはたしかこう返事をした。
『みなさんでお茶行きましょう!友達はどちらでも良いですよ。』
みなさん、というのは他の仕事仲間のことだ。ちなみにこのメッセージを送ってきた方とは、その後一度もお茶には行っていない。仕事も、なんかぐだった。
足のある幽霊たちとの戦い方は、僕もいまだによくわからない。良い方法があったら教えて欲しいが、やはり戦いようのない存在なのかなとも思う。